日々の雑記帳

日々感じたこと、学んだことの備忘録

ESI版 OpenFOAM v2106のM1 MacBookProへのインストールメモ

はじめに

ESI版のOpenFOAM最新バージョンであるv2106をM1 MacBookProへのインストールメモ。 今までのバージョンのインストールから手順が変わっていて、ちょっと手こずったので、 メモしておく。

まず、Dockerをインストール

2021年8月10日時点では、M1チップに対応した模様。 以下のURLからDockerのインストーラーをダウンロード。
https://docs.docker.com/docker-for-mac/install/
Mac with Apple chipの方を選択。
Docker.dmgをダブルクリックしてインストール

OpenFOAM v2106のDockerイメージのダウンロード&実行可能とする

基本的には、以下のURLにある手順に従えば、OpenFOAMの実行コマンドは認識できるようになる。

https://develop.openfoam.com/Development/openfoam/-/wikis/precompiled/docker

ただし、チュートリアルやソースファイルが格納されたフォルダは何故か存在しない。 チュートリアルやソースファイルのフォルダを取得するには、次の手順を行う必要がある。

チュートリアルやソースファイルも含むDockerイメージを別途ダウンロード

どうやら、手順2でダウンロードしたDockerイメージには、チュートリアルやソースファイルは含まれていないようだった。そこで、以下のURLより、"openfd/openfoam2106-defualt"のDockerコンテナ(イメージ)をダウンロードする。

hub.docker.com

(*ダウンロードというより、正確にはDockerではpullする? 指示通り以下のコマンドを実行する。docker pull opencfd/openfoam2106-defaultここで、コマンドは、Dockerを起動した状態でタイプする。)