日々の雑記帳

日々感じたこと、学んだことの備忘録

CFD

gmshインストールメモ

CFD

gmshインストールメモ これは、gmshをインストールした際のメモである。 インストール環境 OS: macOS Montery(12.0.1) CPU: Apple M1 インストーラーの取得&インストール gsmhの公式ホームページ中のmacOS(ARM)をダウンロード。 gmsh公式ホームページ ht…

simpleFoam流体力履歴のプロット

概要・背景 物体周りの流れの解析を定常解析で実施する場合、特に形状が複雑な場合、目標残差に収束せず計算が何ステップにわたり継続し、計算がなかなか終了できない状況も起こりうる。 そのような場合、残差だけではなく、評価したい物理量の履歴をプロッ…

simpleFoamの残差プロット

概要 本記事は、OpenFOAMのsimpleFomaソルバー(定常乱流場解析)の残差をプロットするPythonスクリプトを作成したメモである。 使用環境 使用環境は以下になる。 - OpenFOAM ver2312 - Python 3.10 OpenFOAMにおける設定 simpleFOAMの計算において、logファ…

reactingFoam機能確認その1

概要 OpenFOAMでは、化学反応や燃焼を計算するソルバーとして、reactingFoamが用意されている。本記事は、reactingFoamの基本的な機能を確認した際のメモである。 実施した例題 reactingFoam内にあるチュートリアルのうち、以下の例題を実施した。 - counter…

M1 Mac OpenFOAM v2312インストールメモ

概要 昨年の5月にOpenFOAM v2112をインストールをしていたが、その後更新されたバージョンのインストールが滞っていた。 これは、最新バージョン(2024年3月30日現在)をインストールした際のメモである。 前回(2022年5月11日)同様に、以下のGabriel Gerle…

M1(Apple Silicon)MacBookProへのOpenFOAM v2112のインストール

通常MacでのOpenFOAMのインストールは、Docker経由でおこなっていたが、Dockerを経由せず、homebrewでコンパイルされたバイナリをインストールできる環境が準備されているようである。github.com今年になって環境が準備されているようなので、ほぼ最近になっ…

予混合燃焼ソルバーXiFoamについて

はじめに 予混合燃焼および乱流火炎の解析では、OpenFOAMのソルバーでは、XiFoam(グザイ)が適用される。 XiFoamでは、C(後述)の輸送方程式を解く。 XiFoamの主要式 XiFoamでは、Cの輸送方程式を解く。予混合燃焼では、反応が既燃ガスから未燃ガスへと伝播…

Apple M1 MacBookProへのOpenFOAMインストールメモ

Apple M1 MacBookProへのOpenFOAMインストールメモ Dockerイメージのダウンロード M1 Mac用(Arm対応)のDockerの最新リリース(2021年3月22日現在)は、以下のサイトに情報がある。 https://www.openfoam.com/download/install-binary-mac.php 上記サイトに…